talk

Artist talk
Osamu Kanemura & Daisuke Morishita
@Galerie Omotesando

金村修(以下K) よろしくお願いします。 森下大輔(以下M) よろしくお願いします。 K   写真家の金村です。 M   森下です。 K   おめでとうございます。 M   ありがとうございます。 何から話しましょうかね。 K   そうねえ。君の生い立ち、聞いてもしょうがないから。「君」なんて言っちゃいけないね。「先生」の生い立ちなんかね、聞いてもしょうがありませんから。 森下さんはね、僕の生徒だったんです。東京総合(写真専門学校)の時の。二年生の時の。 僕、彼が一年生だった時の写真、見たことあんだけど、もっとフォルムと言うんですか、縦の線がすごく強烈な強い写真で、割と印象は覚えているというか、その後二年生になって、その時もまだね、うーん、何かの影響がすごく強くて、束縛されてるなという感じはあったんだけど、ただフォルムと言うのかな、その物の強さというのは印象的だったんだけど、ある日、神戸の写真を撮って、それがすごく雰囲気がある写真だったんですよね。で、東京総合写真専門学校と言うのはリー・フリードランダーとかそういった写真の影響下だから、もっとフォルマティックなんですよ。だから画面からエモーショナルなものはもういらないみたいな学校だったんだけど、そんな中で割と珍しく構図と言うかね、そういう形の作り方ははっきりしてんだけど、だけどちょっとどっか違うものが入り込んできていると言うのかな。だからそれがすごく新鮮でね。だから割と学生さんに人気があったんじゃないですかね。彼はその後卒業して研究科に行ったんだけれど、その後一年生の生徒が上がってきたとき、みんな森下さんの真似と言うのかな、みんなと言うのは言い過ぎだけど、半分ぐらい真似していましたね。何が好きかって言うとね、先生と森下君のですと言うからね。偉くなったなあと思って。早一年でねえ。ただ、まあ、あそこは、ガチガチのフォルマリストの学校だから、どっかそういうエモーショナルな部分を求めるような人も多かったんでしょうね。で、そのあと研究科行って、すぐコニカで賞取って。