Monthly Archives: December 2018

Shadows of Light text#1

これまで一貫して写真の純粋性を信じ、写真を通じた事物の存在証明をテーマに作品を制作してきたが、最近の個人的な喪失体験から「光は事物と溶け合い、影を生み出すが、光そのものを照らし出すことはできない」というかねてよりの欠損感をさらに強め「たえず失われてゆく」存在を作品に留めたいとの願いを新たにし、それを近作にまとめた。私にとって身を切るような光景も、写真になってしまえばどこまでも普遍的な光の影に満たされていた。救いなどないという空白に救われたように思う。

Shadows of Light

Shadows of Light

これまで一貫して写真の純粋性を信じ、写真を通じた事物の存在証明をテーマに作品を制作してきたが、最近の個人的な喪失体験から「光は事物と溶け合い、影を生み出すが、光そのものを照らし出すことはできない」というかねてよりの欠損感をさらに強め「たえず失われてゆく」存在を作品に留めたいとの願いを新たにし、それを近作にまとめた。私にとって身を切るような光景も、写真になってしまえばどこまでも普遍的な光の影に満たされていた。救いなどないという空白に救われたように思う。[2018/12/6 森下大輔] 270×256mm 46images 300copies Casebound book Duograph ¥6000 ISBN 978-4-9909567-2-1 【store】

馬場まり子展@藍画廊

好みの作品を目にするたびに「お、いいな」とは思う。 しかし、好悪や優劣、価値評価と無関係な「うお」はなかなかない。 馬場まり子の絵は、私が知っている世界とまったく異なる世界があるということを軽やかに、圧倒的に知らしめてくれる。 彼女の作品を前にするたびいつも、空に放り投げられてしまうよな感覚を覚える。