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清水あすか 「我が妻籠み。」

冬にリンゴを食べる、夏でも リンゴを食べること、が、隠れている何よりいけないこと の、あらわであったら。想像して、一つずつの 自分がしてきた、思い出し、どうしよう。強張り、こと、とはどんな 成り立ちであったか、特権であったのか。 こと、とも数えないような 昼間誕生して、夕方には 絶滅する、知られないままの種 も、見ていただけ。   アスファルトや 電線が、すでにあった風景をずっと、きれいと思い 夕方の 青い、色との相まりに見とれては 育つ、割れたところから伸びる背骨の 求められる、先にある、迷いを、息づかい 息苦しさを、知る。声でなくとも 許される余白に、染み出す安心を 欲しいと。解をほどく 計算式の、なにを言わなくても

自分で時間を作ろうとすればなにかを騙るしかない。 空間の片棒をかついで跳ねる。