- 水の悔恨がたへまない
- いくへにも遠く 孤閨がえらばれて
- にくたいが盜まれてゆく
- ほのかに微風にもどり
- かすかなもの 愛にうたせて
- しづかに彫刻の肌をさめてゐた
- たへて醜をくりかへし
- 神の
- さぐれば かなしく
- まねけば さすがにうなだれて
- 水の悔恨がたへまない
- いくへにも遠く 孤閨がえらばれて
- にくたいが盜まれてゆく
- ほのかに微風にもどり
- かすかなもの 愛にうたせて
- しづかに彫刻の肌をさめてゐた
- たへて醜をくりかへし
- 神の
- さぐれば かなしく
- まねけば さすがにうなだれて