馬場まり子さんの展示を見るために新潟へ。大倉さんとの対談も聞く。質問を促され「資料として写真を用いることは」と伺ったが、本当に尋ねたいことは別だった。馬場さんの絵画を前にするといつも清水あすかの題である「頭を残して放られる」ようだ。思惟、示唆、矛盾、牽強付会、なんでもいいが作品にまつわるあれこれが小気味よく遠くに飛んで、まるで柔道の達人にスパンと投げられた後の心地がする。
馬場まり子さんの展示を見るために新潟へ。大倉さんとの対談も聞く。質問を促され「資料として写真を用いることは」と伺ったが、本当に尋ねたいことは別だった。馬場さんの絵画を前にするといつも清水あすかの題である「頭を残して放られる」ようだ。思惟、示唆、矛盾、牽強付会、なんでもいいが作品にまつわるあれこれが小気味よく遠くに飛んで、まるで柔道の達人にスパンと投げられた後の心地がする。