モニタを眺めすぎて頭の芯が濁ってきた。休みが必要だ。
原美術館サイ トゥオンブリー、二度目。
軽さと強度が同時に達成された作品を好いていると分かった。腕の振るいかたや重いタッチは受け付けなかった。
立体を含めた、まとまった展示を見たい。そのためにヨーローッパへ行くのもいいだろう。
青山ブックセンターならまっとうな作品集があるだろうと歩いたがなし。カズオ・イシグロの新刊を見つける。
下高井戸シネマにてアレクセイ・ゲルマン「神々のたそがれ」
自分はこれまでどこか、最上のものは抽象と具象のあわいにおいてしか表現されないと考えてきたが、
そんな浅はかさを真正面からひっくり返された。あ、そうそう、現実ってこんな。いちいちこんなふう。
他の作品も含め、何度も観ないといけない。