土浦に着いたのが昼過ぎ。遠くから届く雷鳴を聞きながらフレームの補修をして撮影に出る。
吹き出る汗が気にならなくなったあたりで降り始める通り雨を陸橋の下に遣り過ごし、走って逃げる高校生を遠目に眺める。橋脚から跳ねる飛沫を浴びながら流れる水をためつすがめつし、日差しが戻ってからは数珠繋ぎになった水たまりに映る雲や太陽の角度を探る。蔵に戻って山本さんに撮影日和でしたね、と言われて確かにそうだなと思う。PENTAX67Ⅱ.100mm f4.Tri-x 8.
夜は伊藤さんや山本さん、寺田さんと杯を重ね、気がつけば駅前のベンチで寝ていた。久しぶりの野宿。