千葉市文化センターにて「Shadows of Light」を展示します。
最新作「Dance with Blanks」の前身となるこのシリーズは、自身の喪失体験より、「たえず失われてゆく」存在を作品に留めたいとの願いを込めて制作したものです。
それまで個人的な物語が作品に入り込むことを極力避け、フォルムの強度や光を通じた存在の根源を探る作品を制作してきましたが、「Shadows of Light」で初めてプライベートな光景をモチーフに写真を作りました。
このような意図を持った作品群であるにもかかわらず、写真になってしまえば、どこまでも普遍的な光の影に満ちており、
悲しみも痛みも喜びもそこには何も含まれず、何も写し出されはしなかった。そのことが逆に自身の救いとなったことをよく覚えています。
2018年の晩秋に京都で、2019年の冬に岡山で発表した「Shadows of Light」を、展示の形を組み替えて、新しく千葉で発表します。
”光は事物と溶け合い、影を生み出すが、自らを照らし出すことはない。
光は時間を知らず、ここにいることも知らない。
不確かな世界との共振。そこにはすべてがある。存在するとは別の仕方で。”
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森下大輔 写真展「Shadows of Light」
日時：2013年1月20日(金)〜25日(水) 10:00~18:00 ※25日 17:00閉廊
場所：千葉市中央区中央2-5-1千葉中央ツインビル2号館 ５階 市民サロン
主催：(公財)千葉市文化振興財団 ※23日〜25日作家主催
問い合せ：043-221-2411（平日9時~17時）
※令和4年度文化芸術普及事業新人賞サポートプログラム
※第19回千葉市芸術文化新人賞奨励賞受賞
※主催者、催物の都合により変更する場合がございます。開演時間、入場方法等詳しくはお問い合わせ下さい。
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、急遽催し物が中止または延期される場合がありますので、予め主催者にお問い合わせをお願いします。